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良え畝のブログ

農ある暮らしと、自然からの学びと遊び、アウネです。


by a-une
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社会性昆虫


西洋ミツバチたちは越冬するための準備にはいっています。
今のうちにたくさん産卵してもらい、勢力を大きく保った状態で冬へ向かいたいのですが、
様々な理由で女王蜂が不在になってしまった箱があります。
女王蜂がいないと産卵できないので、そこへもらってきた別の女王蜂を合同させている様子です。
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女王蜂のまわりを囲むように働き蜂たちが群がっています。
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異物に対して、コロニー全体の意思の力が働いているようです。
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今回は女王蜂を入れた「王かご」というものを、1週間ほど巣箱に入れて慣れさせてから合同しました。
それでも女王蜂を別の群れへ入れる瞬間は緊張します。
失敗すれば瞬く間に働き蜂が殺しにかかります。
なんとか女王蜂は受け入れてもらえたようです。

蜂や蟻は社会性昆虫と呼ばれていて、個々の蜂は大した知性を持っているわけではないけど、
コロニーになると高度な社会性と、複雑な仕事をする能力を発揮する生物です。
その複雑さ緻密さは知れば知るほど奥が深く、人間より優れているいるのではないかと思うほどです。
また、バイオマスといって単位面積あたりの生物の総量なんですが、
森によっては蟻のバイオマスは、そこに生息する脊椎動物の4倍になることもあるらしいです。
ある博物学者は、社会性昆虫が地球上でもっとも成功を収めた動物だと考えているそうです。

ミツバチを飼うことは、たんに虫を飼育することではなく、大きな知性との対話です。
ちょっとづつですが、それがわかってきた気がします。
ミツバチから色んなことを教えてもらえます。
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なんとかちょっとでも多くのミツバチが越冬できるよう頑張ります。
<参考>「ハチはなぜ大量死したのか」ローワン・ジェイコブセン著

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by a-une | 2017-08-31 23:34 | 養蜂 | Comments(0)