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花と虫の仲



少し肌寒く薄暗い夜明け、ミツバチはまだ飛び立っていません。
早朝5時、夜明けと同時に作業がはじまります。
今年2回目の採蜜をしました。

ミツバチを飼い始めて、花や植物の見方が大きく変わりました。
ミツバチが訪花する植物が気になるのはもちろんですが、他にも様々な虫が花には訪れます。

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お花畑のように見えるのは、一株から小さな花が無数に咲くニンジンです。
ミツバチが訪花しているのは見たことがありませんが、アリやハナムグリや小さなハエがたくさん訪れます。
こうやって蜜や花粉が集められると同時に、受粉も行われます。
昆虫と植物は蜜月の関係なのです。

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昨年の「のせでんアートライン」WSで、種を採って種を蒔いてもらった島人参です。
そしてまた次の種へと継がれようとしています。

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ニホンミツバチを誘い込む目的で置いてあるキンリョウヘンの花です。
ニホンミツバチの分蜂群を引き寄せるフェロモンと同じ匂いが出るため、誘引用の花として使われます。
西洋ミツバチは一切反応しないみたいで不思議です。
しかし、こちらの待ち箱にはニホンミツバチはまだ入っていません。

現在、猪名川の方にニホンミツバチの箱が2群あり、1群は採蜜時期が来ています。
ニホンミツバチの採蜜は未経験なので慎重に行い、また記事にしたいと思います。

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西洋ミツバチは前回5月6日に30kgほど採蜜できて、今日もほぼ同量かそれ以上の蜜が採れました。
1回目とは全然違う香りと味です。
今の時期の柿以外の蜜源植物が特定できていません。
最近よく目にする山の白い花が何なのか、今度近づいて観察してみます。
さて次は栗の花の時期が終わった頃に蜜を搾ります。

K


by a-une | 2018-05-29 22:15 | 養蜂 | Comments(0)